上海通信Shanghai Report
魔都上海ノスタルジー
こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。
9月に入りまして残暑は多少残るものの、最高気温は30℃前後、夜間は20℃近くまで下がり、Tシャツ1枚では肌寒くも感じます。
さて、地下鉄10号線x11号線交通大学駅の近く、淮海中路や武康路など6本の道が交差する場所に、武康大楼という茶色の古いビルがあります。
武康大楼は、1924年に建てられた歴史ある建物で、旧名称は「ノルマンディーアパートメント」、上海フランス租界時代建築の代表的存在です。フランスの金融投資会社「万国貯蓄会」が出資し建設、上海租界時代を代表する名建築を多数手がけたハンガリー人・ヒューデック氏が設計しました。完成後に入居した住民のほとんどは外資系企業に勤める役員クラスの欧米人だったそうですが、いまは普通に一般中国人の住居になってます。
という場所なんですが、なぜかここが、SNSに投稿映えする人気スポットになっていて、たくさんの人が一日中集まって写真を撮ってます。特に夕刻は、確かに何となく黄昏て、一瞬、あれっ、パリかな?みたいな、ノスタルジックないい雰囲気なのです。
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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶応義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士
課程修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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