上海通信Shanghai Report
金山铁路之旅~金山嘴渔村
こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。
今年最後の大型連休が終わりました。連休中、3年ぶりに国内外に旅行出た人も多く、中国在住のみなさんは、連休明け、やや疲れ気味ではないでしょうか(笑)。
上海から海外に行くお金もないし、オーバーツーリズムの国内景勝地には行く気になれないワタシは、暇つぶしに、上海近郊のあまり混んでなさそうで、かつ外国人もいなさそうな場所に行ってみます。
地下鉄1号線、3号線、15号線が乗り入れる上海南駅というターミナル駅があり、ここから金山鉄路というローカル線が出ています。上海南駅と金山区近郊を結ぶ通勤鉄道で、中国国鉄が運行していますが、上海市交通カードでの乗車ができます。上海南駅からノンストップの電車に乗ると30分くらいで金山卫という駅に到着します(ちなみに各駅停車だと1時間かかります)。
駅から10分くらい歩きますと、金山嘴渔村という漁村があります。つまりは古镇なんですが、ほかの水郷古镇とは若干違い、海洋漁業がメインの漁村なのです。対岸は浙江省の舟山です。その漁村を中心に、所謂、度假村つまりリゾートビレッジがありまして、連休中、たくさんの人が過ぎゆく夏を惜しんでいます。日本でいうところの江ノ島みたいな、感じです。
ただ、村から海が近いのかと思っていたら、そうではなくてちょっぴり残念。昔はたぶん海だったところが、いまは大規模に埋め立てられてまして、恐らく将来的になにかインフラ施設になるのか、あるいはリゾート開発がなされるのか?そんな雰囲気です。
幹線通り沿いと仲見世通りには、民宿やレストラン、それに干物なんかを売っている露店なんかがありますが、ほかの古镇同様に観光地化しているような今流行のお店もあります。リゾート開発して観光客を呼び込みたい気持ちはわかるのですが、ワタシ的には、あまり人工的に手を加えず、数百年前、漁村だった頃の上海へ思いを馳せたいなと思う次第です。
この場所、上海人は基本的に自家用車で来るような不便な場所なんですが、たまには上海近郊への電車の旅も悪くないです。
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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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