上海通信Shanghai Report
艺术的力量~宝龙美术馆
こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。
最高気温が10℃前後の日が続いていますが、この週末は1桁、最低気温氷点下になる予報が出ています。年末に向かういま、寒い寒い上海の冬がやってきます。
さて、地下鉄10号線の終点航中路駅から15分ほど歩いたところに宝龙美术馆 という美術館がありまして、そこで、いつも、欧米人のほか、中国人とか、韓国人とか、日本人のアジア系若手アーティストさんたちが個展をやっています。場所柄、あまり混んでいないのが、オヤジ的は嬉しいのです。
上海で個展を開くなんて、日本の若いアーティストも、なかなか頑張ってんなと思います。
館内では、中国語と英語でしか、説明がありませんが、この日の日本人アーティストさんの個展会場では、日本のバブル崩壊後、ロスジェネ時代、困難な時代を乗り越えて90年代から活躍するジャパニーズアーティストさんのことが、これでもかと表現されています。
時代批判的な感じはあまりしませんが、逆に変に強調されすぎていることに、むしろ違和感を感じたりします。普通に、いまより、はるかにましな時代だったんじゃないかとさえ、バブル世代のワタシはは思うのです(笑)。
いつも館内では、いくつか同時に、個展などをやっていて、この日に全部見れるチケットは158元(=だいたい日本円で3000円ちょっと)で、いちいち個別に選ぶのが面倒臭いので、それを大人買いします。
作品の中には抽象的すぎて理解不能な、わけのわからないものもありますが、それでも、そんなアートに触れると、圧倒的なパワーを感じます。やはり、アーティストが放つパッションは、見る人に不思議な力を与えてくれるのです。ワタシのパワースポットの一つです。 疲れ切った心身を癒やし、新たなパワーを吸収します。
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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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