上海通信Shanghai Report
庶民の味~小笼包
こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。
国慶節連休も残すところ2日となりました。前半3日は夏に逆戻りしたような陽気、後半は晩秋のような肌寒い天候で、季節の変わり目、寒暖差が大きい昨今です。
さて、上海を代表する食べ物の一つに小笼包(xiao3 long2 bao1)があります。日本でも有名なショーロンポーというものです。
食べ方のコツがあります。
アツアツの小笼包をレンゲにのせて、皮をちょっとだけかみ切ります。そして最初に肉汁を吸い取りまして、そのあと、黒酢で頂きます。
本日は、ワタシが、上海で一番安くて美味しいのではないかと思う小笼包食堂をご紹介します。
地下鉄12号線提篮桥駅下車、この辺りは北外灘と呼ばれるエリアでして、現在大きく再開発中、新旧コントラストがくっきり表れています。
黄浦江の船着き場にも近く、コロナ禍以前は大阪南港からの客船が入出港していました。
さて、駅から公平路を北西方向に徒歩5分、东余杭路との交差点付近に福德小龙という、どローカルな庶民の食堂があります。
小笼包1枚6個で10元です。その他、揚げワンタンなんかも美味しく、ご飯ものや麺ものもあり、ほとんどのメニューが10~20元と、現代上海物価から考えると破格のプライシングです。
地元庶民の人気店でもありまして、正直なるべくなら観光客が押し寄せて欲しくない秘密のお店です(笑)。
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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶応義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士
課程修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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