上海通信Shanghai Report
北京の街角から
こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。
上海では、先週末から急に気温が上昇し、今週、最高気温は軒並み20℃超え、寒の戻りはあるかもしれませんが、例年通り突然の春到来のようです。
さて、いきなりの春到来により、いささか季節感がずれちゃいましたが、北京レポート第三弾、最終回です。
15年ぶりの北京は、ワタシの知っている北京とはずいぶんと様変わりしています。地下鉄が網の目のように開通していたり、首都空港までモノレールが走っていたり、高層ビルがたくさんできてたり、お洒落な飲食店なんかもあります。
でも、街角の細かいところをみると、小卖部といわれる商店や新聞雑誌を売っている売店がまだ存在してますし、夜遅い時間になると、中国的おでんや羊肉串という名物が売られる屋台が姿を見せたりします。また、路上を山査子の水飴とか、ソーセージや羊肉の串とか、を食べながら歩く人も相変わらずたくさんいます。そうゆう何気ない日常の風景を見ると、北京の古き良き時代を彷彿とさせます。
ワタシが知らない間に、近代化が物凄い勢いで進んだ首都北京ですが、古き良き時代の老北京の風景も街のあちこちに残っているのです。
北京は、上海に比べて、街が碁盤の目かつ大作りにできていて、一区画がでかいので、地下鉄駅の間隔は上海の1.5倍、道を歩いていると、なかなか、次の曲がり角には到達しません。万が一曲がるところを間違えたら、リカバリーするのに相当な時間と体力が必要なので注意が必要です(笑)。
若い人はお洒落なレストランやバーの居心地がいいんだと思いますが、そんななかにも、昼夜問わず、古い文化を見つけてノスタルジーに浸るワタシなのです。
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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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