上海通信Shanghai Report
中国を正しく生き抜くための中国語講座~第9回「外卖」
こんにちは。Beauty Works Shanghaiの清水です。
今週のサバイバルチャイニーズは、外卖(wai4 mai4)です。
日本語表現”わいまい”で、中国版ウーバーイーツといったデリバリーサービスの総称です。
このサービスがないと中国で生存が難しいひと、特に単身赴任の日本人オジサンでは、たくさんいると思われます。
主な業者として、饿了么(あーらま)と美团(めいとぅあん)がありまして、スマホで注文すると、ありとあらゆるものを30分ほどで自宅まで運んできてくれます。
かき氷みたいなデリバリーできるの?と思うようなものとか、単価が10元くらいのお粥とかまで持ってきてくれます(お店によっては最低消費金額の設定がある場合もあります)。
たまに途中で破損したりすると、配達員が弁償してくれたりしまして、なかなかよくできたシステムです。
という具合に、利用者の視点に立つととても便利なサービスシステムなんですが、歩行者の視点になると、歩道でも車道でも物凄い勢いでバイクを飛ばすので、非常に危険です。
私も昨年2回このバイクと接触しましてケガをしました。時間通りに運ばないと、配達員にペナルティがあるみたいです。効率的かつ量を稼ごうとする配達員が命がけで仕事をしていて、我々の便利はそういった命がけの労働者たちに支えられているのです。
使用例:那家披萨店还提供外卖(na4 jia1 pi1 sa4 dian4 hai2 ti2 gong1 wai4 mai4)=そのビザ屋さんはデリバリーサービスもしてくれます。
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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶応義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士
課程修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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