上海通信Shanghai Report
中国を正しく生き抜くための中国語講座~第45回「可口可乐」
こんにちは。Beauty Works Shanghaiの清水です。
今週のサバイバルチャイニーズは、可口可乐(ke3 kou3 ke3 le4)、日本語的発音”かーこーかぁーら”で、意味はコカコーラです。
コカコーラは言わずと知れたアメリカ発の世界的有名飲料&ブランドですが、ここ中国でもかなり早い時期から市場参入し、絶大なる知名度とブランド力を誇っています。
歴史を調べてみますと、コカコーラが初めて中国大陸に上陸したのは1927年で当時大ヒットしたそうですが、1949年~西側諸国からの物品輸入が禁止となり、再上陸したのは1979年だそうです。
外来品や外国ブランドが中国に市場参入する際に必ず悩むのが中文ネーミングです。発音だけを合わせたり、意味だけを優先したりするわけですが、この可口可乐というネーミングは、発音と意味が両方ともマッチしているという意味では、とても素晴らしいネーミングだと思います。
因みに、同じく中国市場で、市民権を得ている飲料にスプライトがありますが、中文は雪碧(xue3 bi4)、発音”しゅえびい”と言います。
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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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