上海通信Shanghai Report

中国を正しく生き抜くための中国語講座~第29回「冰淇淋」

2023年02月04日

こんにちは。Beauty Works Shanghaiの清水です。

今週のサバイバルチャイニーズは、冰淇淋(bing1 qi2 lin2)です。日本語表現”びんちーりん”で、意味はアイスクリームです。
ほかに雪糕(xue3 gao1)という言い方もありますし(一般に棒のアイスのことを指します)、冰激凌(bing1 ji1 ling2)という漢字を使うこともあります。

中国では季節を問わず、アイスクリームは人気があります。老若男女問わず街中なかで食べ歩いています。最近では、お洒落なイタリアンジェラートの専門店や日本式のソフトクリーム屋さんなんかも街なかに見られます。値段は30元~くらいな感じで、わりと美味しいです。

また、コンビニやスーパーマーケットで売られている棒アイスやカップアイスはだいたい10元~20元くらい、日本からの輸入品は20~30元ほど(価格はやや高めですが、やはり日本からの輸入アイスは人気があります)、国産の安いものは7~8元ですが、ハーゲンダッツなんかは30元以上(600~700円)と日本よりもはるかに高額です。

また、最近近所のスーパーマーケットで見つけた獺祭アイスはカップ1個68元(約1400円)だし、中国白酒の名酒茅台酒アイスに至ってはカップ1個88元(1800円)で販売されています。
いったい誰が買うんだろう?と思いながらいつもアイスクリームのショーケースを眺めていて、たまには贅沢に、日本からの輸入品、大好物の”森永チョコモナカジャンボ”20元ちょっとを、恐る恐る(日本円に換算しますと日本の4倍ほどの価格になっています)買ったりするのです。

使用例:新开的冰淇淋专卖店,虽然价钱贵,但是很好吃(xin1 kai1 de bing1 qi2 lin2 zhuan1 mai4 dian4, sui1 ran2 jia4 qian2 gui4, dan4 shi4 hen3 hao3 chi1) = 新しくオープンしたアイスクリーム専門店は、値段は高いけどとても美味しいです。

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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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