上海通信Shanghai Report
中国を正しく生き抜くための中国語講座~第13回「核酸检查」
こんにちは。Beauty Works Shanghaiの清水です。
今週のサバイバルチャイニーズは、核酸检查(he2 suan1 jian3 cha2)です。
日本語表現”はあすあんじえんちゃー”で、PCR検査を意味します。
この2年間、この言葉を見たり聞いたりしない日は1日もなく、毎日至る所で、何度も目にし、耳にします。
現在上海では72時間以内(都市によってレギュレーションが若干異なります)の陰性証明がないと、公共交通を利用することができないだけでなく、住居(小区)、オフィスビル、ショッピングモール、百貨店、スーパーマーケット、飲食店ほか、公園や美術館、博物館のような公共施設なんかも含めてあらゆる場所に入ることができません。
つまり生きていくのが困難です。
街中には、ほぼ24時間体制で無料のPCR検査場所が設けられていて、検査を受けることができます。基本的に、要求をクリアするためには、2~3日に1回、検査を実施すればいいのですが、ワタシなんかは、いちいちタイミングを計算したり、最悪忘れたら困るので、毎日ほぼ同じ時間に、あんまり並んでいない検査場所を見つけて受けるようにしています。
結果が出るまでに5時間以上かかるため、一番効率がいいと思われるのは夕方から夜にかけて検査して、寝ている間に結果出ているというサイクルだと思います。
最初は面倒くさく感じますが、歯を磨くのと同じで、慣れればそうでもないのです。
使用例:这附近有没有核酸采样点?(zhe4 fu 4 jin4 you3 mei2 you3 he2 suan1 cai3 yang4 dian3?)=この近くにPCR検査場所はありますか?
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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶応義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士
課程修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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