上海通信Shanghai Report

上海Bossa Nova~小野丽莎七夕上海演唱会

2023年08月22日

こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。

甲子園の高校野球も明日の決勝戦を残すのみとなりました。毎年、高校野球が終わって、24時間テレビが終わると、夏の終わりを感じます。とはいえ、上海は、まだまだ暑い日が続き、そして東南アジアのスコールのような天気の急変がほぼ毎日発生しています。

さて、一昨日、上海で4年ぶりにボサノバシンガー小野リサさんのコンサート『又见玫瑰般的人生· 2023小野丽莎七夕上海演唱会』が開催されました。ちなみに中国は、本日、旧暦の7月7日つまり七夕でして、中国では”夏のバレンタイン”と言われています。

小野リサさんは、コロナ禍前は毎年中国ツアーをやっていて中国人にもとても人気のあるシンガーです。コロナ禍で3年間開催できずにいましたが、やっと今年ツアーが復活し、今月から年末までに上海を皮切りに、宁波、杭州、成都、苏州、武汉、天津、郑州、广州、昆明(日程的な順不動)と、中国各地で10回以上のコンサートが予定されています。

チケットは、中国の大麦という専門APPで購入します。380元、680 元、980元、1380元と4種類の座席がありますが、安い方から売り切れていて、ワタシが購入したのは2階席の割といい席980元。しかしながら、中国あるある、配送のトラブルなんかがありまして、すったもんだのやり取りを経て、なんとアップグレードを勝ち取りまして、今までの人生で座ったことのないようなステージから2列目真ん中の座席をGETしました。購入システムはデジタルですが、精度が低く?、結局、最後は昔ながらのアナログ交渉になるのが今の中国の実態です(笑)。

ステージは、スタンダードなボサノバナンバーのなかに、李香兰の”夜来香”とかの中国語ナンバー、竹内まりやの”駅”とかの日本語ナンバーなんかもあり、アンコール2曲含めて、全20曲を楽しみました。

社会はほぼアフターコロナに移行し、このようなあたりまえの日常に感謝しつつ、コロナ禍の3年間はいったいなんだったのか?と、苦しかった時間を、不思議に、また懐かしく、思い出したりします。

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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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