事例紹介

こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。

さて、江宁路x昌平路の交差点、中共中央军委机关旧址纪念馆の横に、最近、新しくMOHOというショッピングモールがオープンしました。

施設内の店舗は、华为Huawei、李宁Lining、小米Xiaomiなんかの所謂国潮ブランドが多くて、日本ブランドはTSUTAYAと無印良品だけです。TSUTAYAにはカフェが併設されていまして、談笑しているグループもいれば、勉強をしている学生、PCを持ち込んで仕事をしている人なんかもいますが、ソファ席に大の字爆睡している人なんかもいて（笑）、満席で座ることができません。

以前、上海でも、ショッピングモールといえば、化粧品ブランドショップとか、H＆Mやユニクロとか、お決まりの海外ブランド店が9割は占めていましたし、その中で少なからず日本ブランドも一定のプレゼンスを獲得していましたが、時代は変わりまして、いまでは中国国内で地力をつけてきた国潮ブランドが、このようなショッピングモールの主流となっていて（ららぽーとなどの日系のショッピングモールを除く）、時代の大きな変化を感じます。また、飲食店は少ないですが、お洒落なベーカリーやドイツレストランなんかがありますので、今度改めてぜひ行ってみたいと思います。

最後に、中国は、春節が明け、すでに立春2/4、元宵节2/5も過ぎまして、新しい年がやっと本格的にスタートしています。ゼロコロナ政策も事実上終結し、リベンジ消費なんかも含めて、中国経済V字回復に期待が膨らんでいるとは思うのですが、あまり手放しで楽観することなく、また一方で必要以上に悲観することもなく、できるだけ早くコロナ禍以前の普通の状態に戻っていくことをまずは祈念します。そして、日中間の人物金の往来が回復して、ともに明るい未来に向かうことを切に願うのです。

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文責
碧优缇商务咨询（上海）有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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