上海通信Shanghai Report

上海的とんかつ屋さん事情~新宿さぼてん

2023年06月22日

こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。

オフィスから歩いて10分ほど、高級商業オフィスビル地下1階の飲食店街に、日本のとんかつ屋さんの”さぼてん”があります。

ランチタイムになると、若い中国人サラリーマンやOLなんかで結構混んでますが、メニューを見るとロースかつ定食85元が最低ラインで、最低消費額が日本円換算で1,700円となります。ほとんどの定食はover100元、つまり日本円で2,000円以上となってます。

上海市街地のさらにその中心でもある静安寺界隈で働いている優秀な勝ち組中国人たちは、このくらいの値段のランチは当然のようですし、欧米系金融機関なんかで高給を稼いでいるホワイトカラーたちは、欧米人と一緒に英語で会話しながらとんかつを食べるのです。

アジアの最貧国家日本からの出稼ぎ労働者としては、とてもじゃないけど、頻繁に利用できるお店ではありませんが、たまには、とんかつごときで、ビビってどうするんだっ、と自らを鼓舞して、お店に足を運ぶのです。もちろん味は、サクサク感満載、美味しくて、普段利用する松乃屋より数段クオリティが高いのです。はい。

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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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