上海通信Shanghai Report

上海の裏原宿〜フランス租界

2022年10月28日

こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。

昼夜の寒暖差大きいですが、日中は20℃程度と過ごしやすいです。晩秋です。

さて、地下鉄1号線x7号線常熟路駅から宝庆路を5分くらい歩くと、ちょっと斜めに折れる交差点があって、そこから道の名前は衡山路に変わります。
この通り沿いには古い洋館を改装したお洒落な飲食店が並びます。喧騒あふれる上海市街地にあっては、ここだけが再開発の波から逃れていて、閑静で落ち着いた雰囲気が残っています。

衡山路だけではなくて、复兴西路から西側一帯を含めたエリアは旧フランス租界で、プラタナスの並木がヨーロッパ的です。いまでも中国の要人や富裕層、外国人たちが住んでいるようです。

この日は、宝庆路〜衡山路〜宛平路〜淮海中路〜湖南路〜永福路〜复兴西路〜武康路と、中国っぽくない洋館が建ち並ぶ街を、のんびり、ゆっくり、深まりつつある上海の秋を感じながら散策します。
お洒落なカフェ、ケーキ屋、パン屋、アイスクリーム屋、雑貨屋、アパレル、眼鏡屋なんかが点在していて、たくさんの老若男女がカメラ片手に往来、カフェのアウトサイドで談笑したりしています。

開発発展著しい上海市街地にも、まだこのようなエリアが存在しているのです。コロナ禍の世知辛い世の中ではありますが、機会が訪れたら、天気のいい日にぜひ散策してみてください。

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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶応義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士
課程修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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