上海通信Shanghai Report

上海で和菓子を食べる

2022年08月16日

こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。

継続的に気温40℃が続き、感覚が麻痺しまして、たまに30℃代後半になると、あんまり暑く感じません(笑)。

さて、古北新区の万科広場というところに、四ツ葉という和菓子屋さんがあります。2年位前にオープンしまして、個人的に重宝していたお店なんで、ロックダウンで閉店していないか心配だったのですが、元気に再開していてホッとしました。

日本人にはもちろん大人気で、オープンしたてのころは、お客さんが押し寄せて製造が間に合わず、午後に行くと商品がないという状況でしたが、いまは製造量が増えて供給は安定しています。
また、現在は、どちらかと言えば、中国人に大人気で、お客さんの半分以上は中国人のように思います。

和菓子のド定番、みたらし団子、どら焼き、羊羹、わらび餅、大福なんかに加えて、中国人が好むクリーム系の大福なんかもあります。また、四季の和菓子もありまして、今の季節は果物系のゼリーなんかや、塩味系の和菓子、水ようかんなんかが冷ケースに並び、日本の夏を感じることができます。

店内はそんなに広くはありませんが、飲料を注文してイートインやアウトサイドのベンチでも和菓子を食べることができます。
価格は15~25元くらいと、ま、高いと言えば高いし、そんなもんかなと思えばそんなもんですが、とても美味しいことは確かなので、もう日本人にとってはお金の問題ではないのです。

いま、上海ではコロナは落ち着いた状況ではありますが、陽性者や濃厚接触者が1人でも出現しますと一瞬にしてこの広場、場合によってはエリアごと封鎖されますので、そんなことにならないことを切に願いつつ、ささやかな日本的夏を楽しみたいものです。

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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶応義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士
課程修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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