上海通信Shanghai Report
上海アフターロックダウン
こんにちは。Beauty Works Shanghaiの清水です。
HPリニューアルに伴いまして、上海の日常をリアルに伝えるをテーマに「上海日記」をはじめます。
さて、6月1日にロックダウンが解除されて、1ヵ月が経過しました。一見日常を取り戻したかのように見える上海ですが、断続的かつ部分的なロックダウンが続いています。
住民はみんな2~3日ごとにPCR検査を実施、日々、緊張感の中で生活しています。以前の躍動する上海に戻るにはもうしばらく時間がかかりそうです。
いつものように、ランチタイムにオフィスのある人民広場から外灘まで散歩します。人出はいつもの十分の一程度に見えて心配しましたが、実はコロナのせいではなくて猛暑のせいだと思い、ちょっぴりホッとします。
今回のまさかのロックダウンによって、欧米企業、欧米人は早々に撤退しはじめているとの報道もあり、また中国人でさえ上海を離れようとしているようですが、忍耐強い日本企業と日本人は、この街に留まり、そして中国の未来をはっきり見据えています。
私事ですが、1993年5月にはじめて中国に来て、30年目の夏です。その間、日中間にはさまざまなことがあり、いいときもあればそうでないときもありました。それでも、二国間は切っても切れない繋がりがあることを肌で感じ、そしていろんなことを乗り越えてきました。ここで活動する多くの日系企業、日本人、そして誰よりもワタシ自身が上海の未来を信じています。
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文責
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
COO 清水誉
慶応義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士
課程修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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