上海通信Shanghai Report
【上海生活の第一歩】上海でのイベント「BtoB展示会」編
こんにちは、Beauty Works Shanghaiの阿南です。
本日は弊社のビジネスでもある、上海の展示会について少し書いていきたいなと思っています。
先日はお客様へのご挨拶もかねて、ベアリング関係の展示会に行ってきました。
日本との違いを少し咀嚼して書かせていただきます。
※展示会によってレギュレーションが異なりますのであくまでも参考程度におとらえください。
◇事前準備
・事前登録
日本の展示会同様に事前登録が必要になります。必ず出発前に済ませておきましょう。
・パスポート
会場に入る際に提示が必要になります。
※パスポートを忘れた場合は別途受付で手続きをすれば没问题です。
・名刺
パスポートを忘れた際に必要になります。
◇日本の展示会との違いは?
展示会の基本構成は大きな変わりはありません。
日本同様に、製品を見ながら社員の方とコミュニケーションができる場として活用されています。
その中でも日本との違いでいうと、来場者の目的は商談や情報収集と様々ですが、中国の方はどちらかというと、商談メインで来場されることが多いようです。
(製品展示エリアよりも商談エリアの方が広いブースも良く見かけます)
ではどのような形で来場者の方とコミュニケーションを取っているのでしょうか。
◇来場者とのコミュニケーションについて
日本のBtoB展示会ですと、プレゼンテーションやデモンストレーションを実施している企業さんが多いですが、
こちらの展示会においてはあまり多くはなく、
製品を直に見ることと商談メインのブースが多い印象を受けました。
人が話す代わりに、大型モニターを使用し、そこに製品ムービーや説明映像を流すことで、プレゼンテーションの役割を担っているようです。
また、商談をゆっくりできるよう、ブース内ではコーヒーを提供したり、食事をする場を設けているブースが多数みられました。
◇久しぶりの展示会の感触は?
会場にて、出展者の方にインタビューをしてみました。
本展示会は各年開催かつ昨年は延期になったため、3年ぶりの開催となりました。
そのため、下記の通りポジティブな印象を持たれている方が多く、展示会自体も盛り上がっていました。
・「2022年は、ほぼすべての展示会が中止・延期になってしまいお客様とお話をする機会が持てなかったが、
今年はゆっくりと展示会で商品を見てもらいながら商談できるので、有意義な時間になっている。」
・「実際に商品を見てもらうことが大切なので、今年は2021年以上に展示会出展をしていきたい。」
◇まとめ
上海では、ほぼ毎週展示会の開催が決まっております。
来月には上海モーターショーも控えているかつ、日本からの航空便も増えてきているため、
今後さらに盛り上がることが想像されます。
(写真は開場してすぐの状態のため少ないように見えますが、午後は多くの方が来場していました)
また別機会で展示会については書いていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた来週、よろしくお願いいたします。
碧优缇商务咨询(上海)有限公司
阿南 健太(Kenta Anan)