上海通信Shanghai Report
【ビジネス編】中国最前線より_キッコーマン豆乳販促イベント
こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。
今回は、キッコーマン豆乳の販促イベントをレポートします。
1/7-8と1/14-15の週末4日間、キッコーマンさんの豆乳と、上海高島屋7階にある纹兵衛というお蕎麦屋さんとのコラボ販促イベントを開催しました。
お蕎麦屋さんを利用して頂いたお客様にガチャガチャ（中国語では扭蛋机niu3dan4ji1といいます）をしていただき、外れなしでオリジナルプレゼントがもらえる仕組みです。また、同時にホット豆乳の試飲も行いました。豆乳はそのまま飲むだけではなくて、ホットにしたり、鍋にしたり、またアイスにしてみたりと、中国ではまだ一般的ではないような様々な楽しみ方を知ってもらうのも販促イベントの目的の一つです。
中国では、豆乳は健康的な飲料として知られてはいるものの、まだまだマーケットでの圧倒的なプレゼンスを確立するに至っていません。また、国産品に加えまして、香港の维他奶(wei2 ta1 nai3）というブランドが古くから市場を席捲している状況で、こうした商品と価格で2～3倍にもなる日本ブランドの商品は苦戦を強いられています。
日本の豆乳はプレーンのものでも飲みやすい味にしているため、逆に一部の中国の消費者からは味が薄い、つまり大豆の味がしないといった声もあるのです。一方、バナナ、桃、紅茶、抹茶など数種類の味のパリエーションを持つのが日本ブランド商品の強みとなっていて、子供受けはとてもいいのです。
今後も、地道ではありますが、日本の飲食店様とのコラボイベントを行うことで、キッコーマン豆乳のプレゼンスを高めるとともに、様々な飲み方提案をすることで、中国人の食文化に影響を与えられたらいいなと思っています。
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文責
碧优缇商务咨询（上海）有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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