事例紹介

こんにちは、Beauty Works Shanghaiの清水です。

いま上海は1年で一番爽やかな季節、明日から労働節5連休となります。日本人駐在員さんとそのご家族をはじめ、その他上海在住の日本人の方々は、日本に一時帰国するひと、国内旅行するひと、日本以外に海外旅行するひと、さまざまで、先週末～昨日今日は、もうすっかり上の空です（笑）。

さて、今回ご紹介しますのは4月25日-27日に@上海新国際博覧中心で開催された中国劳动保护用品交易会（CIOSH）です。

当社は、カネカ（钟化贸易上海有限公司）さんブースの設計施工をお手伝いさせて頂きました。コロナ禍が始まった2020年からずっと、ロックダウンで中止になった2022年を除き、毎年お仕事をやらさて頂いてます。

この展示会、労働保護用品とかいうと、いまいちわかりにくいと思いますが、つまり、作業服とか、手袋とか、ヘルメットとか、安全靴とか、ガスマスクとか、そういったものの展示会です。暑いときも寒いときも、中国の劣悪な作業環境のなか危険と隣合わせで一生懸命働くブルーワーカーのひとたちを守るものなんで、微力ながら社会貢献している感じがします。

我々のクライアントさんであるカネカさんはBtoBビジネスでして、最終商品を販売しているわけではありませんので、”PROTEX”という「難燃性素材」の技術ブランドを打ち出しているブースになります。難燃性素材というのは何かといいますと、万が一火がついても燃えにくい素材になります。なので、例えば、可燃物や火事の危険がある工場の作業員さんたちが着用する作業着に使われる素材ということになります。もともと、中国のこの分野においては、欧米のような国家スタンダードがなくて、数年前にようやくGB規格ができたばかりで、ゆえに今後ビジネスチャンスの拡大が期待できる領域です。

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文責
碧优缇商务咨询（上海）有限公司
COO 清水誉
慶應義塾大学法学部法律学科卒業、関西学院大学大学院経済学研究科前期博士課程
修了、経済学修士。専門は、東アジア経済、中国労働経済。
1988年株式会社ブリヂストン入社、1993年広州事務所代表、1995年北京事務所代表、
1999年株式会社博報堂入社、2005年広東省広博報堂広告有限公司総経理などを歴任
し現職。中国ビジネス30年のスペシャリスト。
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